おやじの子育て奮闘記(5歳)


2005年8月某日 : キャンプ

●お盆休みに 5歳になった息子と2人でキャンプに行くことにした。目的地は本栖湖、家から百数十km。途中、高速道路を使って約3時間の距離。しかし・・・・

●お盆に遠出となれば当然、朝4時起床、5時出発でなければ渋滞にはまってしまう。 しかしそんな初歩的なこともすっかり忘れていたオヤジは、7時半にのこのこ出発・・・・ 高速にのった途端、「あちゃーっ! 大渋滞! 抜けるのに2時間?・・・・・」

●というわけで、本栖湖のはるか手前でお昼の12時を回ってしまった。 しかたなく本栖湖は諦めて、道路地図をたよりに最寄りのキャンプ場を探してみることにした。小さなテントマークを見つけたので、飛び込んでみると、運良くサイトが空いていたので、そこでキャンプをすることに。

●ところがこのキャンプ場が大当たり! 山の中にある結構広いサイトに4家族しかいない。おかげで非常に静かなキャンプが楽しめた。こういうのを怪我の功名というのだろうか。

■第1日目■
 テントを設営後、すぐに昼ご飯の支度。息子はテントを見るのも野外で煮炊きをするのも初めてなので、ただ見ているだけ。父子とも腹ペコだったので、即席で作ったスパゲッティーのおいしかったこと・・・

■第2日目■
 キャンプ場のある山を下りると、すぐそばに大きな遊園地があるので、息子を連れて遊びに行った。結構金を取られたが、自然の中で乗り物に乗ったり、動物にじかに触れたりできて、息子は大満足のようだった。 午後2時頃には切り上げてキャンプ場に戻った途端、夕立がやってきた。 遊園地を早めに切り上げて正解だった。山の天気は変わりやすい!

■第3日目■
 朝ご飯を食べたらすぐに帰る用意。といっても息子はまだ要領が何もわからないので見ているだけ。あいにく曇りの天気で、テントの夜露を乾かすことも出来ず、そのまま車に放り込んで出発! キャンプ場の管理人さんに聞いた温泉に入っていこうと思ったが、山の中で道に迷い、結局わからずじまい。仕方なく地図を頼りに帰途についた。 家の近くの回転寿司で遅い昼ご飯を食べる。 親子共々薄汚れた格好で入店したので、寿司屋の従業員にひんしゅくを買ったかもね。おなかいっぱいになったところで、家に帰り全日程終了。 ふーっ



2006年 某日 : 奮闘記の終わりに

「親孝行なんか しなくていい。 だって子供は5歳までに(そのかわいさゆえ)親には十分すぎるほどの孝行をしているのだから」という話を聞いたことがある。確かにその通りだと思う。この5年間 息子のかわいさは本当にかけがえのないものだった。これまでの人生で一番面白い日々だった。

しかしまた5歳というのは本当に「微妙な」年齢だ。5歳までは「かわいい」ですむが、5歳を過ぎると「かわいい」が影を潜め「にくたらしい」が台頭する。つまり「親孝行も5歳まで」ということか。 そういうわけで 「おやじの子育て奮闘記」もこのあたりで終わりにしたいと思う。いや、なにも息子が憎たらしくなったわけではない。 そうではなくて、1歳や2歳の頃に比べると日々の感動も薄れ、奮闘記自体が冗漫になってきているのを感じるからだ。

というわけで、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。





そして最後に・・・・・

保育園でも人一倍暴れん坊の息子よ、しっかり歩んでいくんだぞ。昔「ハム」の宣伝であったな。

  腕白でもいい、たくましく育ってほしい!

おやじはいつまでも見守っているぞ!


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