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材料ノート (場面1)
@ 登場人物の行動
浦島太郎は、子供たちにお金を与えて、亀を逃がしてやった。
A 自分の考え
浦島太郎は優しい。子どもたちをしかって亀を取り上げてもいいのに、ちゃんとお金を与えて不満が出ないようにしている。自分ならそんな物好きなことはしないだろう。お金がもったいないし、かかわり合いになってめんどうなことになるかも知れない。
B 自分の性格
自分はケチなのだろう。 
また困っている人を自分から進んで助ける勇気はないのかも。
C 例・その他
この前電車でおばあさんに席を譲らなかった。 (周囲の視線が何となく冷たかった。)

材料ノート (場面2) 
 @ 登場人物の行動
太郎は亀の背中にのって海の中の竜宮城へ行った。
A 自分の考え
竜宮城は海の中にあったのか?  それじゃ息が出来ないじゃないか。 そういう非科学的なところがあるから おとぎ話はきらいだ。
B 自分の性格
非科学的なことは受け付けない性格だ。  見たことがないものは、あまり信じられない。 親からよく情緒がないといわれる。  なぜ「科学的に見る」ことが「情緒がない」ことになるのか分からないが…
C 例・その他
幽霊がいるかいないかで 友人とけんかになったことがある。


材料ノート (場面3)
@ 登場人物の行動
浦島太郎は、竜宮城でのぜいたくな生活に3年で飽きて、故郷に帰りたくなった。
A 自分の考え
ぜいたくで楽しい生活も、ずっと続けばいつかは飽きるだろうな。
でも、もとの貧しい生活に戻ってしまうのもいやだなあ。
B 自分の性格
楽しいことも毎日続けば飽きてくるのは、太郎だけでなく自分もそうだ。
他の人も皆そうだろう。
C 例・その他
・ 去年、母が入院したとき2週間、外食ばかりだった。はじめの2,3日は好きなものが食べられて嬉しかったがそのうち飽きてきて、毎日苦痛だった。
・ 家族で旅行するとき、楽しいのははじめの1,2日だけ。早く家に帰って、ゲームでもしたいと思うことが多い。

材料ノート (場面4)
@ 登場人物の行動
故郷に帰ってみると、3年だと思っていた竜宮城での生活が、実は300年で、村には誰も知っている人がいないで、太郎は絶望のあまり玉手箱を開けてしまった。
A 自分の考え
要するに、年月が過ぎ去るのは早いということを言いたいのだろう。 (それとももっと深い意味があるのかな?)
B 自分の性格
楽しいことに熱中していると時間のたつのを忘れてしまう。それが何か意味のあることに熱中していたのならいいが、無意味なことに没頭していたときは、後でむなしい気持ちになる。
C 例・その他
・ テレビゲームをよくやるが、気がつくと何時間もやっている。 やっているときは楽しいから、無駄な時間を過ごしたとは思はないが、長い目で見たとき、何か役に立っているのかなと思うことはある。
・ 父親の口癖:光陰矢のごとし、(父がよく僕たちに言う)
・ ところで、その後浦島太郎はどのように生きていったのだろう?