8 漱石の「心」と黒柳徹子の「トットちゃん」どっちがいい?

Q.夏目漱石の「こころ」と黒柳徹子の「窓際のトットちゃん」のどちらかを書こうと思うのですが、材料ノートがうまく作れません。 とくに「こころ」は材料ノートに一文字も書けません。 どうすればいいでしょうか?

A.今年は「トットちゃん」で勝負しましょう。


●個人的には「窓際のトットちゃん」の方が書きやすいと思います。 夏目漱石の作品群で感想文を書くのは非常に難しいのです。 大人の感性で書かれた大人向けの小説ですから、中学生が読んでもよくわからないと思います。 本は自分のレベルのものを読まないと意味がありません。 (別にあなたのレベルがトットちゃんのレベルだという意味ではありませんが…)とにかく漱石の作品は「ぼっちゃん」にしろ「こころ」にしろ材料ノートが1行も埋まらないというのは、多くの中学生が経験することです。

●今年は時間がないでしょうから、トットちゃんで勝負をかけることを勧めます。 そのかわり、じっくり考えて先生をうならせるような感想文を書けばいいのです。


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